インターネットにゴミを散らかすブログ

好きなこと、嫌いなこと、思ったこと、世間話をつらつらと書いていきたいです。

オフィスの効用

www.cnbc.com

Goldman Sachsはオフィスでの仕事を再開する模様。

足元はコロナ感染によるリモートワークが盛んではあるが、コラボレーション、イノベーション、見習い制度という文化は同じ空間において、同僚と一緒に働くことで効いてくると言う。

We know from experience that our culture of collaboration, innovation and apprenticeship thrives when our people come together, and we look forward to having more of our colleagues back in the office so that they can experience that once again on a regular basis

 

個人的にもオフィスで働く場合には同僚との予期せぬ会話ややり取りが発生することで、前進することやコミュニケーションの齟齬が解消されるし、同じ時間にリラックスしていれば、趣味の話題にも飛び、寄りお互いのことを知れチームとしての一体感が生まれることもある。特に新卒の社員であれば、見習い制度無しにして、学び続けるのは限界がある気もする。先輩の見様見真似や振る舞い等をコピーすることが型を付けるのはもちろん、先輩として後輩を育てるにも、意識せず同じ空間にいることで、先輩として意識していなくても気になった部分を見つけることができ、更にはその違和感を補正することができるからだ。

 

2020年、2021年に入社した新入社員は、それ以前の新入社員よりも仕事場における成長スピードが相対的に 下がるイメージが想像に難くない。

 

当然家で仕事することで、作業系だったり、自分しか抱えていないタスクを消化できる意味ではかなり有用だな(自分にとっては不要で、優先度が下がるタスクも発生する可能性が下がる)と思いつつ、出社をしない、ということは、自分の将来や気付きを下げることであり、ある意味オフィスは不確実性の高い(人がいる場という意味で、どういう会話が発生するか、どういうやり取りを行う予定かは定まっていないという意味で)場所であり、その不確実性を基にイノベーションが発生するのだろう(コロナ前ではイノベーションというより当たり前の現象だったかも知れない)。