インターネットにゴミを散らかすブログ

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地雷震という漫画・コミックについて

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仕事におけるストレスが溜まると、無駄に物欲が湧くのですが、たまたま見つけた「地雷震」という漫画・コミックを買ってみたのですが、思いの外面白く、土曜日の夜から読み始め、全19巻を徹夜で読みました。

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物語としては新宿署で働く、同僚が死んでも涙しないような刑事が主人公(飯田響也)として、次々と起きうる事件を解決に持っていくストーリー(事件それぞれは独立している)。

集英社のコミックにあるような「友情・努力・勝利」というような要素はなく、かつ、落ちこぼれとか体育会のようなキャラクターでもない主人公を中心に、残忍な事件や複雑な事件を解決(よく銃を使って解決するあたりはあんまり現実味はない)していくそのテンポとテンポの良さに対して、主人公のキャラクターが明らかになるわけではなく、各事件の解決の中で、主人公の性格が垣間見れる程度で、次の事件はどういうストーリーで主人公はどう解決するんだろう、という好奇心を維持したまま読み進めることができた。

個人的には小説においても金融の小説やハードボイルド小説を好む身としては、この漫画・コミックは好みでした。

小説でいうと大沢在昌さんの「新宿鮫」に似たようなものを感じました。

 

おそらく取り上げている事件については、その当時の流行りや社会的に話題になったものを参考に作成されているようにも思えます(宗教ネタとかいじめとか米軍基地ネタとか)が、2021年の今でも十分に共感・理解できる内容ですた。

 

サンクチュアリだったり、うなぎ鬼のようなテイストの漫画が好きなのですが、他におすすめがあればぜひ教えて下さい。

 

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